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2011年6月

思春期をどうしのぐ? ‐学校生活での諸問題!‐

  思春期、それは子どもから大人への移行期、身体的には二次性徴が始まり生殖能の備わっていくときであり、心身的には依存から自己自立へと目覚めていく時期といえるでしょう。でも、彼らの身体は子どもから大人への脱皮をしている時、今迄の馴染のない身体の変化に驚きと戸惑いを感じています。脳から分泌されるホルモンと精巣や卵巣からのホルモンとの分泌が未だ調和の取れないアンバランスな状態となっています。不安定ということは心も乱れやすい状態なのです。身体と心の発育がちぐはぐとなっているときといえるでしょう。

彼らの過ごす生活時間も家庭から大きく社会生活、学校へとシフトしていくときです。しかも規律を持った集団生活となってきます。大人社会への規範を持った行動がとれるように人間形成の時期であり、義務教育として最後の磨きをかける中学時代、心の余裕を持たせる高校時代、その間に様々な知識も習得しなければなりません。ややもすると身体の成長に比べ心の成長が遅れがちになることもあるのかもしれません。そのようなズレが生じて起きる学校生活での諸問題があります。

暴力行為、いじめ、不登校の問題

文部科学省が公表している『平成21年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する1調査」について』という資料を手にする機会がありました。それによりますと小・中・高校における暴力行為の発生件数は約6万件、小・中校においては過去最高の件数。いじめの認知件数は約7万件、前年より約1万件の減少。高校における不登校生徒数は約5万人とありました。学校における暴行、いじめ、不登校の問題は、こうも後を絶たないのでしょうか

なぜ暴力行為発生件数は中学校で多いの?

2 暴力行為の発生件数の年次推移を小・中・高校別についてみますと、12年にピークを示し以降減少傾向をたどっていましたが、18年より再び増加を示してきています。これは18年より公立校のみだったのが、国立と私学校が加わったこともありますが、中学校における発生件数3 の急増は母数の広がり以上の多さと考えて良いでしょう。男女別では92%が男子生徒によるものでした。学年別では中学2年、3年と多くなっていますが、21年度は1年生で12,500件となり、平成18年に比べ1.7倍も増加しています。また、高校生になると半減していることが示されています。中学生に多いのは身体と心の発育のバランスが取れていないためなのでしょうか?

次に、その暴力行為の内容を教師に対するもの、生徒間におけるもの、他の人に対するもの、器物破損によるものと分けて捉えてみますと、21年度では、生徒間暴力行為が1校あたりの換算でみますと2.15件と器物破損の1.12件に比べ倍近くです。4年前の平成18年度の1.38件に比べ1.6倍もの増加です。教師に対する暴力行為も小学・高校に比べても多いのには驚かされます。

ここで気になるのは、小学56年生の増加です。二次性徴が現れてきています。なにか二次性徴の発現と関係があるのでしょうか?

『いじめ』は思春期の心を蝕む深刻な問題

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次に思春期に抱える問題として『いじめ』があります。これは子ども社会から大人社会においても幅広く存在する深刻で陰湿な問題ともいえるでしょう。いじめは、肉体的、精神的に自分より弱いものを、暴力やいやがらせなどによって苦しめることで、単純な暴力だけでなく、物を隠したり、悪口や脅し文句、嫌がるようなことをする「心に対するいじめ」もあります。シカト(無視)などは当事者同士の間の水面下で行われることから、教師や周囲が気づかないうちに深刻な事態になったりもします。また最近は、PCや携帯電話等で誹謗中傷するケースも増えているようです。心の発育途上にある思春期だけにいじめを受ける側が自殺に追い込まれたり、予後に禍根を残す恐れもあり、大きな問題として取り上げられております。

文部科学省による『いじめ』の定義は「子どもが一定の人間関係のある者から、心理的・物理的攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」としており、「いじめか否かの判断は、いじめられた子どもの立場に立って行うよう徹底させる」と指導しております。この定義は平成191月に改定されたものですが、その際に「パソコン・携帯電話での中傷」や「悪口」などが追加され平成18年の調査報告の件数が大幅に増加しております。また、「発生件数」から「認知件数」と言葉も改められております。教職員に対する指導も徹底されてきている背景もあり認知件数もかなり増えているのではないかと考えます。5

『いじめ』は小学の低学年から始まっている!

『いじめ』の年次推移をみますと小学校における件数が中学校よりも多いことがわかります。でもカッコ内に示していますように1校当りの認知件数をみますと21年度で中学2.9件に対し小学校は1.6件となっています。このいじめという行為は、いじめる側においても、いじめられる側においても無意識のうちに起きているようであって、小学低学年から生じ始めていることです。その内容の多いのは「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」というのが小中高性においていずれも過半数を超えております。6

暴力行為の問題は、男子生徒が加害者となって起こすことが殆どですが、『いじめ』の問題は男子が多いものの女子の間でも起きています。男女別に各学年でみますと中学1年生の男子生徒で9千件、女子生徒7千件と最も高い値を示しております。小学6年生男子3.5千件、女子3.0件ですから中学に入って倍以上増えたということになります。中学でも2年、3年になるにつれ減少していることから、小学から中学へと環境の変化や学習内容の違いから起きるのではないでしょうか?小学時代の友人や教師の支えを失い喪失不安を募らせる場合と小学校でリーダー格として活躍していたのが中学に入って、その存在を発揮できなくなって自己発揮機会を喪失しストレスをためる場合の二つのタイプに分かれるといわれております。

『中一ギャップ』という言葉

このように中学に入って起きる諸問題を『中一ギャップ』と銘うって新潟県教育委員会は、ことの深刻さを訴えました。その発表は平成17年ですから、平成19年に行われた調査内容の見直しは肯けるところです。こうした現象を解消するために、中学教師が小学校で「出前授業」をしたり、小学生と中学生が合同で行事を開催したりして、小学生のときから中学校の教師や先輩に親しんでもらうような試みを行うところも増えてきているようです。

やはり、小学校から中学に上るということは、彼らにとって生活基盤が依存から自己自立へと移り変わる大きな転換期なのです。

不登校生は中学の高学年になるほど多い

不登校者数についてみても、やはり中学生が多いのです。平成21年度で中学生は2.77%、高校では1.55%、小学0.32%と示されています。この数値は、平成17年度に遡って比べても大きな変化はみられていないのです。問題は中学生でも2年から3年生と高学年になるほど多くなっていることです。この不登校生は男子も女子もほゞ同じ割合なのです。男女間の違いはみられておりません。

その不登校の理由も学業不振や病気、家庭不和、友人関係などというものではなく、『その他本人に関わる問題』という漠然とした理由が40%強を占めていたのです。中学1年時に生じた心の隙間が次第に大きくなり、取り残されているという思いが疎外感となって表れてきているのではないのでしょうか?そう思えてならないのです。7

校内暴力・いじめ・不登校をなくすためには!

校内暴力・いじめ・不登校が中学生に多いのは、二次性徴という身体の発育が確実に起きている中、心の発育が追い付けないというジレンマが生じているように思えます。小学から中学という環境の変化から『いじめ』に始まり、仲間に取り残されるという焦燥感(いらだち・あせり)となって『校内暴力』や『不登校』として顕在化してくるのではないでしょうか。心にゆとりが持てなくなっているようにも思えます。

櫻井よしこ氏のブログに「いじめ・不登校・校内暴力ゼロを花づくりで実現した旧真田町」というのがありました。そこには上田市教育委員のとられた実績を紹介しているのです。教育の立て直しには、三つの柱が必要であり、それは心の教育、体の成育、授業の充実と指摘していることから始まっています。

http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2006/12/09/post_489/

ここではとられた『心の教育』について触れてみることにします。「心を癒やす教育がなされていないことが、まず見えてきます」と述べ、花づくりに専念させたのです。土づくりから始め、そこに根を張り、芽をだし、やがて四季折々に美しい花を開かさせ、しおれ枯れ落ちる経験を肌で感じていたのです。

自然の中に小さな命が芽生え美しく開花し、朽ち果てる。この営みを皆で悟り、癒しも覚えたのです。『こうした優しさが心に育まれると、それが級友たちに対しても及び、結果的にいじめをなくす力になっていく』と語っております。

多感な思春期をしのぐには、ものを思いやる心のゆとり教育が彼らにとって必要なのではないでしょうか!

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思春期をどうしのぐ?中学、高校を経て大人に!

 小学5年生から高校生を卒業するまでの期間が思春期と云えるのでしょう。その間に二次性徴という劇的な変化をもたらすのです。思春期(puberty)とは、人として生殖機能が備わり、生理機能が成熟して心身ともに子供から大人に変化する時期のことを意味しています。すなわち、子どもから大人への移行期、とても大切な時期でもあります。

生き物は総て子孫を残し脈々と世代を繋ぐという役割を遺伝子に組込まれています。多くの生き物にはメスとオスがあり、その両生でもって子孫が繋がっていっております。この繋がりは動物界では交尾という言葉がもちいられていますが、人では「性交(セックス)」という言葉に置き換えられております。まさに言葉は真実を現すものです。性を交えて子孫を残すということに始まるのですね。

性の目覚め「二次性徴」

その生殖機能を芽生えさせるのが思春期なのです。その表れが二次性徴として呼ばれる目覚めに始まります。男子では精子を作りだす精巣が大きくなりテストステロンという男性ホルモンを盛んに分泌し始め、その容積も大きくなり陰茎などの外性器も発育し、亀頭を包んでいた包皮も剥けて亀頭冠が現れるようになってきます。そして陰毛や液毛などもみられ、喉仏が大きくなり、声変わりするようになります。その間に、精子が盛んに作り始め射精という現象が起きます。これを「精通が始まる」と呼んでいます。これらは精巣の中にあるライディッヒ細胞から分泌されるテストステロンというホルモンの成せる技なのです。まさに男にするホルモン、男性ホルモンです。

女性は乳首(乳頭)が大きくなり始める乳頭期から、しだいに乳房が膨らみ腰部が引き締まりお尻が大きく発育してきます。いわゆる「女らしい体つき」になるといえるのです。男性同様、陰毛や腋毛も生えてきます。そして極めつけは、妊娠することの準備ができたとの証の月経がみられ始めます。初経です。これらは卵巣という卵子を包んでいる顆粒膜細胞から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンの成せる技といえるのです。女を作るホルモンなのです。

この時期の心理的側面としましては、お互いの性を強く感じ始めます。生殖は両性が交わって初めて叶うのですから、異性への意識が目覚めます。すなわち春を思い始める時期だから「思春期」という言葉があてられてきたのです。

男性は精通という精子が作り出すという現象、女性は卵子を放出できるようになった証しの月経が生殖能の完遂を示す二次性徴なのです。初経はおおよそ12歳の始めにみられるのが一般的のようです。精通の始まりは女性の初経よりもやや遅れてみられるようです。

実際に高校2年生に精通や月経が始まった時期について調べた報告があります。木村好秀先生らが行ったものですが、男子の精通開始平均年齢は12.9±1.6歳で、未だ経験していないというのが16歳で6.4%という結果でした。いつ始まったのか覚えていないというのも多く30%近くいました。一方、女子は、全員が月経を経験しており初経開始平均年齢は12.1±1.1歳ということで、女子の方がおよそ1年近く早く経験していることが示されています。2

二次性徴をどのように捉えているのでしょう

このような性への芽生えは、彼ら達にややもすれば「不安」や「とまどい」をもたらします。突如として起きる陰茎からの精液の射出や子宮・腟からの出血には、お腹が痛いという思いに「恐怖」や「恥ずかしい」と感じる人も少なくありません。その反面、これで「大人になった」という思いや、「安心した」や「嬉しい」と思う人もいるでしょう。

木村先生の報告によりますと男子が考える思いとして、精通がみられたということに対して「大人に近づいた」とポジティブに捉えているのが32.8%、「嬉しい」18.8%、「安心した」18.3%と全体的に肯定的に思っているのが19.1%であり、逆に、「面倒くさい」20.0%、「恥ずかしい」16.6%と否定的な思いは15.3%とやや肯定的考えが優っていました。男らしい筋肉質の体型にということに対しては、「嬉しい」56.4%、「誇らしい」という思いは42.4%と肯定的な思いは40.4%と高く、「恥ずかしい」や「不安」等といった否定的な考えは12.5%と低値で大きな違いが認められています。3

陰毛などの発毛に対しては、「大人に近づいた」と捉えるのが44.1%、「面倒」なことが37.1%、全体的には肯定的な思いが21.1%に対し否定的な思いは19.9%と違いはみられません。声変わりについてみますと、「大人に近づいた」43.5%、「安心した」29.6%と続いています。逆に、「面倒」と思うのは22.7%でした。やはり肯定的考えが主となっています。4

男子生徒は二次性徴の発現に対し、男性としての声の質、筋肉質という「男らしさ」に強くあこがれ的な思いを抱いていることが窺い知れます。しかも、「精通」にたいしても男としての証を認めているように思われますね。

女子の考える二次性徴

女子は陰毛などの発毛に対して、「大人に近づいた」と考えるのが19.4%と他は総て10%以下でした。反面、「面倒くさい」51.0%、「恥ずかしい」29.4%、「気持ち悪い」27.5%と否定的思いが強く出ています。5項目の肯定的考えの平均をみますとわずか6%にしか過ぎません。否定的考えは24.4%に比べ大きな違いです。なぜこうも違いがみられるのでしょう。

乳房の膨らみについては、「大人に近づいた」46.2%、「嬉しい」36.0%、「安心した」25.9%とあります。否定的な思いとして「面倒」33.5%、「恥ずかしい」117.4%でした。発達途上にある女子は、乳房が大きくなることに対し恥ずかしくもあり邪魔なものと考えるかもしれませんが、嬉しく安堵もし、大人の女性になってきたという思いが秘められているように思われますね。5

女性らしい体型になってきたという思いには、「大人に近づいた」34.3%、「嬉しい」25.9%とあります。逆に、「面倒」が16.4%で他は総て10%未満でした。これも男性同様、「女は女たるべし」という思いですね。でも、初経を迎えた月経についてみますと、「大人に近づいた」37.0%、「安心した」25.4%、「嬉しい」10.3%と実直な思いが秘められているようです。でも、「面倒くさい」と考えているのが77.0%と高率に認められています。「気持ち悪い」29.3%、「不安」な思いが19.1%でした。思春期女性が抱える問題として的確にその思いを現している数値ではなかったのではないのでしょうか。6

みせかけの二次性徴に一喜一憂する姿

男子生徒は「声変わり」をして一段と男らしい体型になることを歓び、女子は乳房が膨らみ、女らしい体型になることに喜びを感じている姿は容易に受け入れることはできます。でも、表にはみえない陰毛などの発毛や月経が始まるという本質的なことに対しては強い抵抗感を抱いていることが窺われます。


月経痛に悩まされている女子生徒たち!

77%もの多くの女子生徒が、なぜ月経を「面倒」と捉えているのでしょう?これは前出の木村先生らが行った調査報告によりますと、中学3年の女子生徒では月経の時にいつもお腹が痛いと感じているのが46.5%と半数近くもおりました。時折を含めますと8割も超えていたのです。腰が痛いも半数を超えております。

月経が近くなり、始まる前にはやはりお腹が痛くなる、イライラする、疲れやすくなる、怒りっぽくなるといった月経前緊張症的(PMS)症状を訴える女子生徒も半数を超えております。これでは学業に専念するということも無理なのかもしれませんね。彼女たちは、初経を迎えて未だ23年程しか経過していないのです。子宮や腟等の生殖器系は、未だ、発育途上にあるといえますね。

激しい生理痛を「月経困難症」と診断している(頻度と程度)

月経時に痛みを訴え日常の生活、就労や就学の妨げになるような激しい痛みを伴うような状態を月経困難症と診断し、月経異常として治療の対象になっています。1万人の女性を対象とした大橋宏先生らの大規模調査があります。これによりますと1015歳では41.3%が月経痛を訴え、うち23.9%が月経困難症を、1620歳では65.7%に月経痛を、35.7%に月経困難症であったとしています。16歳以降で多いのは排卵周期に伴って生じることが多いためといわれており、それ以前では無排卵の状態で出血が起きているからです。8

月経困難症は、なぜ思春期女性に多い?

骨盤内に子宮内膜症や子宮筋腫といった器質的な病変を持たないものを機能性(原発性)月経困難症といいますが、月経が始まる頃は未だ子宮の発育は不十分な状態にあるといえます。子宮内膜が剥がれ落ちるとき血管の攣縮等による痛み、また、月経血が硬い子宮頸管を透過する際の刺激等による痛みが考えられております。排卵を伴う場合、子宮内膜よりプロスタグランジンが多量に分泌され、その結果として子宮筋が過度に収縮するためではないかと考えられているようです。それに加え不安や気持ち悪くなるという心理的な要因も加わり緊張が増長するのではないのでしょうか。それが、性成熟期を迎えるようになると次第に痛みも減弱していくことが報告されているからです。9

思春期における月経痛は、ある意味におきまして避けて通ることはできないのかもしれませんね。どうすればこの月経痛を緩和させる方法をとればよいのでしょうか。とても大切なことです。

子宮内膜症による月経困難症が増えている

今までは、子宮内膜症は20歳以降の疾患と考えられ、思春期には稀な疾患だと考えられていました。しかしながら、最近では、若年性の子宮内膜症も増えていることが報告されるようになってきております。また、クラミジア感染等による骨盤内炎症による器質性(続発性)月経困難症も増えてきているようです。このような場合は、問診や血液検査である程度の予測がつけられますので、専門の産婦人科の診察を受けることが優先されます。(スライド9

月経痛に対する対処法(母親と養護教諭の役割)

思春期にみられる月経痛に対する対応としては、日本産科婦人科学会では、思春期の女性医学の中で原発性月経困難症の対応について掲載されていたものを示します。いずれにしましても、学校教育に主眼をおかなければならないと考えます。初経教育のあり方ではないでしょうか!月経は「なぜ起きるのか」というような基礎知識、思春期の月経時にはある程度の痛みを伴うこと、その対応、そしてその生理用品等といった対処法、下着などの用い方等々具体的に指導することが大切なことではないでしょうか。10

養護教諭の嘆き

最近、養護教諭のコメントに接することがありました。「生理中なのに生理用品を持たない子が増えてきて保健室にとりにくる子が多い」、「下着の着用がうまくできず、制服や体育着等の汚れがあり、指導する場面が多くなったように思う」や「中学だけでのことではありませんが、ナプキンの選び方、交換やトイレマナーは教えてもらっていないのでしょうか?」等などです。

沖縄県の中学、高校の女子生徒を対象とした泉澤真紀先生の「思春期生徒の月経痛と月経に関する知識の実態と教育的課題」と題した調査報告があります。これによりますと、「月経痛」は、「月経痛緩和法の知識」「友達と話すことがある」「月経知識への関心」「月経痛があるのは当然とする考え方」と有意に関連があった。とまとめております。

月経がなぜ起きるのかという疑問から入り、月経に対する正しい知識を持つこと、友達同士でこの問題を共有し、しっかりと前向きにこの生理現象を捉えることが大切なことではないでしょうか。

そうすることによって、「面倒くさい」という思いは減って、女性として「大人に近づいた」という思いと、「嬉しく」「安心した」という思いが強く表れてくるのではないでしょうか…!

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